テクノロジー
先日、6月25日(木)に開催された「AWS Summit Japan 2025」に参加してきました。
会場は幕張メッセで行われ、多くのビジネスマンやエンジニアが集まっており、非常に活気のあるイベントでした。
イベント概要
イベントの注目ポイント
今回参加したセッションでは、三菱電機、ソニー、Amazon Ads、大和総研といった日本を代表する企業による、生成AIの最新ユースケースが紹介されました。
どのセッションも、AWS上でのアーキテクチャ設計や活用戦略が語られており、非常に学びの多い内容でした。
これらの企業では、生成AIを活用した社内システムの導入がすでに進んでおり、一部は実証実験(PoC)段階のプロジェクトもあるとのことでした。
主にAWSの生成AIサービス(例:Amazon BedrockやSageMaker)を活用しており、
などが実際に検討・運用されています。
一方で、現在の課題としては生成AIのランニングコストの高さが挙げられており、今後は「コストと生産性のバランス」をどう最適化するかがポイントになりそうです。
Amazonの広告事業においては、広告主が生成AIを用いて広告クリエイティブを自動生成できる仕組みが紹介されました。
広告制作の効率化とパフォーマンス向上の両立を実現しており、まさに生成AIの力をビジネス成果に結びつけている好例でした。
各社の事例から、生成AIはすでに実用段階に入りつつあると感じました。特に「導入済み or 実証中」「課題はコスト」「成果は徐々に出てきている」という共通点が多く、自社でも導入に向けた検討や小規模なPoCから始める価値があると強く感じました。
会場では大きく分けて2つのブースエリアが用意されていました。
1つはパートナー企業が出展する「スポンサーエリア」、もう1つはAWS関連サービスを体験できる「AWS EXPOエリア」です。
スポンサーエリアでは、270以上のパートナー企業が出展し、各社が提供するクラウドソリューションやAWS連携製品の紹介が行われていました。
印象的だったのはEXPOエリアで、AWSが提供する最新テクノロジーやサービスを実際に体験できる展示が多数用意されており、
など、ハンズオンに近い形で知見を深められるブースが充実していました。
中でも生成AI関連ブースは人気が高く、来場者の関心の高さを感じました。
技術トレンドを肌で感じられる絶好の機会で、やはり最近話題の「生成AI」の分野が特に注目を集めていた印象です。
今後、自社で導入を検討する際にも非常に参考になる情報が多く得られました。